国分小学校(福岡県太宰府市)

太宰府市コミュニティ・まほろば号,ポール型

平成以後、九州でコミュニティバスを最初に走らせたのはわが町太宰府だそうで。
民間バスが村営に譲渡(さらにコミバス化)という例は大分県の中津江と上津江にあるのですが、まほろば号、走り始めたときは
「凄い博打に出たなあ」
とも思いましたが同時にバス停空白地の観光地も新興住宅地もたくさんあるゆえ、うまくいくかもしれんなとは思ってました。

定着しちゃいましたねー。この成功で、周辺自治体がこぞってまねたという。

このバス停は山の上の国分団地にちょいと寄り道する、という趣のヒゲ線の折り返し点。
でも待合所もお店もあって、まるで昭和からあったよう。
商店は団地の山の上にはほんとにこの1軒しかなくて、山奥の集落の雑貨屋さんみたいになってます。

これも30年位したら、大分のバス停みたいに味が出るんだろうなあ。もう開通して10年過ぎてるし、随分と貫禄も出てきました。

本当に元からここに西鉄線があったわけでないのに。
不思議な貫禄があるこのバス停。

ここ、なかなかの狭隘路線でもあるので、乗りバスにもお勧めです。
自分もごくまれに使うことあるんだよな・・・マルキョウで砂糖が98円のときとか・・・(※生活観あふれるエピソードを何故、ここで挟む)