宇藤木(大分県佐伯市)

大分バス(佐伯地区),小屋型

旧道に佇む盲腸線



佐伯市エリアはバス停の施設更新が結構まめなほう。
ほとんどのバス停がちゃんとポールを立てている。

なんでここは珍しいほうだろう。

三重町と佐伯を結ぶ国道沿い、峠を越えてすぐの脇道を登っていくとすぐに見つかる。
地図を見ると「あ、こっちは旧道か」とわかる。

ダイヤは減りに減った結果現在は朝ここ発のバスが1本のみ。ここにたどり着くバスは存在しない。

小学校の通学が一番の用途なんかね…

狙い目は旧道

この集落、ちょっと上には大きな石材所がありトラックがひっきりなしに通る場所。

とはいえ結構な通行量の国道の本線から外れてしまっているので、寂しい集落になっているのは否めない。

旧道のこういうとり残った部分は旧来のこういうバス停が残ってる確率は高い。
これは数多くを見てきた経験則でもあるし、道路工事の際に引っかかって待合室や建物が取り壊される確率が低い、というのも意味する。
改修工事、拡幅、まあ道が新しくなるのはいいことだし、実際バス停も新しくなることのほうが自然な在り方だと思う。
たまたま少ない数が残る、くらいがちょうどいい。

そういえば珍しくここ、グーグルのストリートビューが到達していないんだよね…。


ここを出てすぐの話。メガソーラーの中に消えて行った…