下畑(山口県岩国市)

いわくにバス,壁型,小屋型

標柱がない以前に電波が来ない場所

山口県の岩国市の山間部路線大藤線。玖珂や柳井方面に抜ける峠道の途中から分岐するが、地図で見ると

これがなかなかの長距離かつどうしてそっちから行く?って感じの路線で。
六呂師(大藤)の沢に向かって、人家及び整備された道のある所を選ぶとこうなったのか。
この岩国の山間部は旧国鉄バスが路線を伸ばしていた場所でもあるし、一時期は柱野まで来ていたようだから競合状態の末こんな路線が生まれたのかも。この地域が岩国市に合併したのは結構古く昭和30年で、いわくにバスは市営交通局が前身。なるほど古くから市営バスがあっても問題ない場所か。
所要時間は当然、圧巻の1時間強らしい(62分)。

国道から分かれるとまず採石場があり。さらに狭い道を延々向かうとこの集落が現れる。

岩国、いや中国地方では珍しく標柱レスのバス停。

いわくにバスで柱のないバス停はグーグルマップの事前調査でもう一つ見つけることができた。
携帯の電波は届かなかった。

ワイはプロや!猿ゴルファープロや!!


バス時刻表は待合室の中にあり、バス停名板はどうやら

この側面の看板が相当しているよう。

なぜか置かれているラジオ。

嫁、バンドメンバー・たまきお君の3人で到達。
大分のバス停旅に同行している嫁はさておきたまきお君はこういうのが新鮮だったようで、
「嘘でしょ、この細い道の先にバス停とか」
「マジか!あるんか~!!」
などと非常においしいリアクションを繰り広げ。

この帰り道、下畑~六呂師口の間でバス停旅史上二度目のサルの群れに遭遇。無駄にテンションは上がった。
そういえば結局この沢を走って生身の人間には出会わなかった。対向車は3台ほど通っただろうか。サル6匹(概算)のほうが多い結果に…。

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いわくにバス,壁型,小屋型

Posted by nishijimao