中国JRバス,バスターミナル

大きいことはいいことだ

秋芳洞という鍾乳洞がありまして、1kmある日本最大級の観光ルートを要しておりまして。
中は圧巻なのですが、この観光ルートの特徴として人工トンネルを使い一方通行で別の出口に通じることができます。
つまりここ、行って戻るをしなくて済む洞窟です。なかなかユーザーフレンドリーというべきところでしょうか。
でも1kmの道のりをどうやって戻るか、といえば…


出口すぐに存在するのは

巨大なバス停。
戻るために作られたという訳ではなく、実際のところは洞窟だし、順路なんて正確に決まってるわけじゃなくて正門が二つあるようなもの。観光順によってはここを正門として入るお客さんも勿論いる。

昔来た時はそこそこお客がいたが、この時期はな~。
写真撮った時はワシら含めて5人くらいだったか?

一応、標柱らしいものは立っている。がバス停施設は正直デカい。
団体ツアーによってはバスに乗っていくパックの人々もいたし、そのためのこの待合室である。

流石に入洞する際に時刻表を確認はしてたので、自分は時刻表を探さずに済んではいたんだが…

こういうバスセンターにありがちなでっかい時刻表は皆無。
ポスターのあるスペースの左の空白地、昔そこにあったんじゃなかろうか…

高級懐石のごときバス停

さて時刻表をガチになって探すことにしてみたが

この辺か…

窓口。ずいぶん前に閉鎖されているようだ。
前来た時は2007年くらいだったかな、記憶にはないな。
それにずいぶん人多かったし、流れ作業で乗ったような記憶あるな。

で、時刻表はよ…
何となく右の貼り紙を見る。

違うじゃん!!
…え?左の小さいやつ?

ちっさ!!

これだけの巨体のバス停でありながら、時刻表はA5サイズくらいというのもなかなかないのでは…。
大皿にちんまり盛られた高級懐石料理の如し。

もう一組のお客の女性たちも真剣に時刻表を探していた。ここがバス停なのか本気で不安になったらしい…。

ここに貼っておけばよいのではという気もするが…。
まあこのサイト的には、こんな珍妙な状況が生まれているのを楽しんだほうがよろしいのか。

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