場所は、嘉穂郡稲築町。
のっけから白状、読み方が全くわからん。
山野の炭鉱は、閉山直前に300人近い犠牲者を出した事故が起きたという。ひっそりと静まり返ったような冷たく重たい空気と、もう来ることはないあわただしさに備える何かのざわめきが聞こえてくるこのバス停。
実はここの次の次のバス停は、旧国鉄漆生線の鴨生駅跡。そこに行くと、駅はないにもかかわらず駅前商店街が広がるというあの寂しい光景が待っています。駅はあっても寂しい光景が広がるところもあるんだけどね・・・。
写真を撮り終わってドンの字(※後の嫁)が退屈そうにしながら、「終わった?」と訊いてきた。
何にもないとこに興味はない、というのが彼女らしくてまたよし。