北九州市営バス,発見難易度高,壁型

若松区新名物の裏路地系壁バス停

北九州市営バスの前身は若松市交通局といい、元々5市で対等合併し北九州市の一部になった若松市の市バスだった。そのため北九州市営と名乗ってはいるが路線網は若松区を中心としている。
若松の駅前から伸びる大通りの裏路地に

ひっそりメッシュフェンスに括られている。

以前紹介した畑谷町に向かう系統の途中バス停。

この付近の住宅地は高低差が激しい。
市街地向けは駅・商店街・区役所・図書館・病院とフルコースで回ることができる。

休日は運休するが、なかなかの本数。
狭隘路線バスとしてはそそられるものの、10人乗りだし趣味で乗るのは少し躊躇してしまうか。

若松区のミニバス路線、ほかに数路線ありどれもこんな隘路を走っていて到底バスが走ってるとは思えず…

裏路地でこんなバス停に出会ったらビックリするものである。
小さな柱が立ってるところもある。

安養寺下、凄い高低差あるとこだった…

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西鉄バス・筑豊,壁型

道目木、出口から行くか中原から行くか

「直方の上頓野小学校、最近壁のバス停になってるよ」
と情報が流れてきてほどなく、北九州に車で行く用事が。

という訳で来訪。
直方の3番系統頓野線のバス停。

見事なフェンス型の壁バス停になっている。

この路線は末端部分を山手線のようにOの字に一方通行で循環し、直方駅へと戻っていく経路。
団地などもあり利用者はそこそこ多いようで毎時1本は確保してある。
循環路の先の末端部にもいくつか路線があったが、廃止になってしまった。

竜王峡、内ヶ磯なんて行き先があって、それぞれに「中原経由」「出口経由」が存在してとなかなか華のある路線だった。今残っているものは「出口循環」というレア系統であったもので、「多彩な顔触れのパーティーメンバーが全滅後、意外なモブキャラクターのみが生き残ってしまった」みたいな趣がある。

この出口循環、山手線で言えば「内回り」になる経路を通っていて、現在はその一方向のみが運行されている。
以前はポールが道路の向かい側にだけ設置されていた。狭い道だと上下両方向のバス停を片側で共用することはよくある。
ここの場合、ポールが置いてある方の方向のみ廃止になってしまった。
そしてこちらにバス停を移す際、道路占用許可関連で問題があった故こうなったのではと推測をしています。

この時はもうちょっと待ったらバスが来たっぽいが、小学校前の立地で怪しいオッサンはとっとと退散。

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この時は奥の方にポールが立ってます。

川崎町ふれあいバス,発見難易度高,ガードレール,壁型

約束の地KAWASAKI

いやー、確かこの辺よね…と思いながらたどり着く。


福岡県田川郡川崎町、大分の県境にも割と迫るほどの奥地であり、かといって大分県に抜け道として盛んに通るところでもない。
北九州~日田というルートで俎上に上がるか、上がらないかといったところか。

今ではそんな街だが昭和中ごろまでは炭鉱で大変栄えており、鉄道線の分岐駅もあった。
2005年まで西鉄バスの支線が走っており。それらの廃止時に三井四坑奥谷他写真を撮りに行った記録がある。

うーん、上安宅どこだったもんか…

現在のふれあいバスのバス停はこれ。

当時の安宅支線、登ってみると案外バス停が大ぶりでがっしりしていた印象。
「バス停が大ぶり」って表現、西鉄バスのバス停標柱を何個も見てきた方ならばなんか納得していただけるんじゃなかろうか…。
絶妙な時期に設置されたとこだけ、丸看板ででっかいやつが残ってたよね。

廃止のお知らせ。

川崎ふれあいバス、バス停発見難易度ヤバい件

さて現在この安宅線、ふれあいバスはもう一つ山の上の「小峠」まで行く。

川崎ふれあいバス、バス停に関してはかなりミニマムでどのバス停も見つけるのには慣れを要する。
なおタレントの小峠英二氏の出身は田川郡だが、大任町とのことでここからは微妙に離れたところの出身。

季節が良ければこのあたりは彼岸花の鑑賞スポットなんだそうで、来年は是非タイミング合わせて伺ってみたい。

3往復、なんて本数だ。(※一応言うだけ言ってみたかった感)


これもなかなか手慣れてないとバス停発見が難しい。というか沿線のバス停はほとんどが電柱やらガードレール、壁設置のツワモノだらけなので気軽にオリエンテーリング気分が楽しめるぞ。

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上安宅

小峠

西鉄バス・筑豊,発見難易度高,壁型

何気に老舗の西鉄バスの壁貼りバス停

そういやこのバス停、昔から知ってはいた。


反対側は普通の待合室バス停なんだけど…

向かいの壁に

…!!

ひょっとしたらひょっとすると「こうなっちゃった壁バス停」では最古参の部類で。
実際福津市の東バス停よっか成立は古いと思うし、見かけたときは
「事故の後の臨時措置かな」
って思ったこともあるくらい。東がああなったのももう15年くらいたってると思う。同じくらいか?

場所は飯塚市の中心街から少しだけ離れた個所で、このバス停のほうが飯塚バスセンター行きのほう。だから、バス停的に待合室で人が待つシチュエーションは

こちらより

はるかにこちらのほうが高い。
このアンバランスよ…。
最近筑豊にまたこういう案件が新たに発生したらしく、今後は西鉄沿線もくまなく見て回らないといけないかもしれんな…。

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宗像市ふれあいバス,壁型

前からバスが!その時バス停は!!

先日宗像市の裏路地を車で走っていたら、前からバスがやってきました。
ハイエースを改造したミニバスです。
こんなとこ、バス通りやったんやなあと思いながら走ってみたんですが行けども行けどもバス停がない。

こうなったら探索しようじゃない?

ありました。

宗像市ふれあいバス、だそうです。
実は前から壁のバス停があるのは知ってたんだけど、問題はこのバスがひょっとしたら福祉センターの送迎用とか、そういう用途じゃね?という疑念がありました。
筑紫野市という福岡の自治体でそういうバス停がありまして。そういうのは狭義の「乗合バス」じゃないよね…と。
一応誰でも乗れるみたい。この誰でもってのが判断基準。セーフ!!

よく見ると足元に

バスのりばと書いてある。

このふれあいバスは沼かもしれない

この前後のバス停を調べに行きました。
ところがどうやっても次の「江口入口」が見つからない。

一応この公式サイトを見て場所も確認して調べてみた。

ところが。これがマジで見つからない!!


壁型じゃないバス停もオーラ0で潜んでいるし(※身長が低い)、ストリートビューで見ても全くわからないバス停が何個もあるし、もういっぺんくらい捜索してみたいところ…。
江口入口から南に行った二つくらいのバス停も皆目見当つかないんだよな!!一つは足元の「バスのりば」だけしか見つからないし!!

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西鉄バス・大牟田,壁型,終点

世界遺産認定とともに爆誕したニューカマー

世界遺産、万田坑。(コチラ

 
去年の6月くらい。嫁と何の気なしに大牟田に遊びに行ったとき万田坑ステーションができてるのを発見。
そういや昔は線路跡とか施設跡とかあったよね~、というくらいの感覚で。
あとついでにトイレ寄ってジュース買ってくか、という気分で駐車場にインしたら。

ん、あれ?


これってそういうバス停よね?


だよね!!

万田坑までバスが来てるの初めて知った件

時刻表を見ると完全に観光客を想定したバス停。

土日祝のみの運行になってます。いや観光客でも知ってる人はいるんだろうか。
観光に来た人が知っているんだろうか。バス停に気づくだろうか。


こういう出会いがあるとは思いもよらず。
西鉄バスもこれからこういうバス停が増えていくかもしれんですね。
三条台口やらやらの例もあるし!!

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西鉄バス・福岡市内,壁型

ちょっと身内の闘病とか看病とかが大変だった時期です。

確かね、そんな闘病中の暑い日だったと思います。発見した時期とか色々思い出した。この近くのリサイクルショップに見繕いに行った道すがらだ。ボロい自転車でね。本当に日常の行動範囲内なのですよ。
うお!柱なくなっとる!!
昔は普通のバス停だったのに!!

いきなりの壁化にびっくり。

確かにここ、歩道スペースが全然ない。しかしなんか変わったデザインの薄い標柱は建てたくない。貼るのもありか、ありだよな。ついでにいうと太宰府にほら、変わったバス停の写真撮るやついるからネタにしてくれるんじゃね?
そういう理由なのかはさておき。

うーん、太宰府は壁バス停の巣窟になってしまった。

まさか西鉄バスまでやってしまうとは・・・。
反対側は普通のバス停なのがおもろい。