日田バス

PICT0698_R.jpgスクールバスに一般バス路線を使う。
中学の頃親戚の子供が、校区外れに出来た新興住宅地に通っており。
バス停7個分+谷向こうの山の上の学校に通うのにバスに乗ってる、みたいな話を聞いてカルチャーショックを受けたことがある。わざわざ朝1~2便、そういうバスがちゃんと時刻表にイレギュラー路線としてて載ってて。
「一般のバスを学校がスクールバスみたいに、私物化してるようなものじゃね?」
と感じたのだ。

・・・で、田舎めぐりしているとそんなことは「あったりまえじゃん、何言ってるんだ」って感じになったんだけれども。こういう「私物化してんじゃね?」的な変則的運用、もしくは変則的な路線経路ってのが、スクールバスには頻出してくるわけ。
特に長崎のスクールバスは顕著で、大昔の自分の母校、青雲学園線なんて折り返しがいつ見ても壮絶だった。

ちょんびんさん他3名後一行での日田探索ツアー中に発見。
路線表に載っているのを見落としていた北山田小学校支線です。

このバス停は小学校の敷地の中で折り返すバス停・・・なのだけれども。
小学校の敷地をコの字に巡り、校庭の片隅の土俵の一角にバス停が。
バスの轍は土俵を一周する形。
おそらく日本でも類を見ない、土俵の周りを廻るバス停であります。いや、こんなこと書いたら「うちにもあるよ!!」とか予想外の答えが返ってくるかもしれないけど。
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※ちょっとブレイク

PICT0669_R.jpg のっけから謝っておきます。
 せりざわくん、非常に申し訳ない!!
こんな至福のひと時を過ごせる会合に誘いもしないなんて!!

勘弁してくれ!後生お願いだ!!

何日かまえにmixiメールが届いたのが発端。

 「江戸から参りました按摩でございます。
せっかく江戸から遠路はるばる参ったのでございますから、
たっぷりと、心行くまで日田のバス停を案内していただきたいのでございます」

と坊主頭の僧に頼まれたのでございます。
(※メールの内容の最後の行および坊主頭部分だけ本当であとは大嘘)

で、二つ返事で今朝、集合は他の方々は朝6時という気合入りすぎスケジュール(!!)
これはこちらとしても気合を入れねばなるまいよ!!

初対面の3名の方々と、まるで10年来の友人のような会話で盛り上がる。
 「で、旧来の資料によりますと46が西畑に行っててですね」
「神杉野の先の延伸がですよ!!」
「23-D!!あれをリアルタイムで遭遇できてるなんて!!」

などのおそらくあの車内だけでしか通用しない会話が飛び交っていたわけです。ええ、そりゃあもう。

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「荒平」の標柱化を確認しましたが、それ以外はおおむね変更もなく。
また新たな発見や、変化もありました。
その辺は後々の更新でちびちびと書き連ねるつもりです。

また今回4人旅ということもあってこんな話が。
宇佐市院内町周辺で散策中、携帯で時刻を検索していた同席者の方が
「定別当行き、乗れますけど・・・乗っていきません?」
このバス、終点にバスを置いて次の日の始発で戻るという「行って帰れない往復便」。
定別当の路線沿いにはこんなバス停があって、またものすげえ狂隘路。
いやー、楽しかった。

誘っていただいた江戸から参りました按摩ことちょんびんさん、本当にありがとうございました。
そして重ね重ね申し訳ないせりざわくん。

日田バス

PICT0153_R.jpg 自家用車の軽自動車が余裕で車検に通らなかった、管理人ジマオです。
んでもって車を手放してしまいまして日田にご無沙汰の日常ではどうも、ブログの更新もままならないもので放置に相成っております。貧乏所帯なものでね、トランスポーターの調達もなかなかねえ。

しかし最近、私が敬愛しておりまして、「バス停ブログを作ろう!!」という強烈な後押しをしてくれた「ほぼ西鉄バスの旅」のちょんびんさんからmixiのメッセージが。「あの日田バスのバス停を廻ろう!!」という企画を立てると旨、誠に有難いことであります。そちらの企画が実行に至る前にちゃんと一回は更新しておかないとね、うん。

***

先日、ポカムスというバンドの藤田さんという友人と立ち話をしていて、
おれ「近所でギター持った青年がいたんで話しかけたよ」
藤田さん「えーっ!あんたそんな見ず知らずの人によく出来るなあ」
おれ「いやあ、俺、そういうのが出来るからここまでなんとかやってこれたのかもしれんよ」
みたいな会話をしていた。

このバス停、やっぱり見つけにくいためか3度目の訪問でようやく発見した。
谷あいの集落の、住宅が密集してるあたりにあるバス停で、写真を撮ると何事か住民にとがめられそうな気分にはなっていた。
で、確か撮影関連で初めて付近住民にやや不審な目で
「なんばしようとね」
的な声をかけられたのを覚えている。

実際ここのちょっと下流はダム工事をやっている。
道路付近で写真を撮るという作業、公共事業に馴染みのない方はぴんと来ないかもしれないが、この作業は公共事業にはつきものというか、定番の作業である。
「バス停を趣味で撮ってる」と言って理解されるかはかなり不安だ。方便的にそういう作業と偽ることは出来んことはない。
だがもし、ここの住民が公共事業に嫌悪感を抱いていたら大変だ。

結局前者の言葉をうそ偽りなく説明した。
住民は怪訝な顔をしていた。
見知らぬ人と話せる能力というのは、とてもエネルギーを食う。
このような雰囲気になるとなおさらで、しこたま肝を冷やしたのを覚えている。
そんな思い出もあって、なかなかここは公開しにくいなあと思っていたバス停。

なぜか一緒にそこに生えていたジンジ草の写真を撮っていた。
見事にピンボケている。
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