五條市生活バス,軒下吊り下げ

八木新宮特急バスの枝線

八木新宮特急バスという日本最長のバス路線があります。
奈良県の橿原市、大和八木駅から和歌山の新宮駅まで。所要時間は6時間半、三往復。
元々この路線に軒下バス停があるのをテレビで一度見た記憶があるんですが、紀伊半島をバイクで縦横無尽する北ノ君から
「あの辺?なら行ってきまひょか?」
とナチュラルに方言で返事をしてもらったのが、奈良の軒下バス停写真をいただいたきっかけ。

立川渡です。
このバス停のある枝線の奈良交通五條~日裏線は2008年廃止、五條市生活バスに移管だそう。

後の看板よ!!今あるのか診療所!!

バス停の形が奈良交通まんまなのは特注かなんかだろうか…

バス停をリニューアルするにはカネがかかる

この支線の別のバス停見ると、ポールはそのままで看板だけ差し替えた感じ。
奈良交通は独特の看板の形なので、それはそれでお金が要ったのではと推測される。
バス停のポールにはいくつかメーカー品があるようで、コミュニティバス移管となるとそういったものに一括変換されることはままある。
いっそそっちに統一、のほうが予算が下りやすい自治体もあるはずだろう。撤去業務も設置業務も増えて、ささやかながら工事屋が多少儲かる。
それは間違っていない。

でもこんな軒下が残ってると、やっぱそのままにしてほしいよね!!

上茄子原、立川渡から2バス停山を登る先。
コカ・コーラの看板も凄い…。

こないだ矢形のあったとこ行ったんですが、背の低い標柱が立っていて何にもなかったんだよね…。
まあ意地でもこんなバス停残してくれ、みたいな反対運動起こすとかは勘弁です。こういうのは無くなるから美しい。

夏には行きたいなー。

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立川渡

上茄子原