日田に行く道中、国道386号線を通るといつも惹かれる場所がある。
車で運転してて、バス路線に沿う快感ってのがたまーにあるのよね。
「あー、この道、バス通すために改良してる」
って感じがわかって、どんどん進むとホーロー看板なんかがあったりバス停と商店があったりして。狭いと離合ポイントまで見つかったりして。
それを感じる道の1つがこの黒川線だ。杷木という町から出ている。沢の上流のほうに向かって、ちょっとした峠を越えて盆地の集落に向かう。
通る道は県道なのだが、当然狭い。
特に小さな峠を越えるあたりは九十九折になりその間に集落・バス停なんて凄い場面にも出くわす。
峠を越え、盆地の真ん中に県道の交差点がある。
集落の中心に小さな商店と、小学校がある。農協も見える。
バスはそこでおしまい。
そこを通り過ぎると、その先まで続く県道はとたんに味気なくなる不思議。
不思議なものだなあ。
集落の真ん中の商店でガムを買おうとしたら、その当時とうの昔に生産中止になったガムが売られていた(!!)。今行ったら、どんなガムが売られているのか凄く気になる。