私が最も好きなバス路線はどこか?と聞かれたらまずここと答える場所がここ。小郡市の乙隈というところなのですが、狭いかつての幹線道路を縫うように、そしてひっそりと走るこの路線はまさにここに陣取って一杯やりたいくらいだ。
惜しむらくは、神社の木の下のぼろぼろの旧バス停が移転になってしまったこと。写真(左の木の下)ではそれはそれで風情のある場所に移転してますが。
ここに人が集まった匂いがとってもする、しかし今は人気のないという寂寥感が最高のロケーションなのですよ、この場所は。
乙隈公民館
はじめに
※2008年に書かれたものです
「ジマオとマルサン醤油」(※旧名)へようこそ。管理人のニシジマオです。
普段は宇宙サービスというテクノバンドをやったり、道路施設の図面を引いたりしております。現場に出るのは極端に減りましたが、そういった関係もありバス停に興味を持つようになってン十年になります。
自称管理人近影
開設趣旨など
このブログは「変わったバス停」「胸に残ったバス停」などをオカズにしてエッセイ風文章を書こう、という趣旨で始めました。
昔普通にブログやってた頃、たまにそういう珍バス停の訪問記・紀行文を書いておりました。いくつかは某匿名掲示板なんかにも紹介されたりしまして、恐れ多いなあなどと思ったものです。結婚に伴うプロバイダ解約なんて話があって前身ブログは閉じてしまいました。
そもそもしばらくバス停めぐりもする暇がないくらいの生活を送っておりました。ちなみに2年間ほどその時間は「クイズマジックアカデミー」に費やしました。(※反省はしていません)。
しかし最近の地方バスを取り巻く状況の変化で、ひょっとしたら自分の愛したバス停たちも、無くなってしまうのではないか?という思いに駆られるニュースが増えました。
この流れに歯止めが掛かることは、残念ながらないと思われます。
自分に出来得ることはおそらく、そういった景色があったことを記録することだけだろう。
まあ、堅苦しいですがそういう思いをぐっと胸に秘めて、できる限りの愛情とエンターテイメント性をこめて万人に楽しんでいただけるよう、と大風呂敷を広げつつ日々切磋琢磨したい所存でございます。