乙女(大分県宇佐市)

大分交通・大交北部バス,ポール型

 珍しく、単純に珍名なバス停。まあたまには。

うちの嫁の
「30過ぎても、心は乙女!!」
という力強い開き直りが聞こえてきそうなバス停だ。

世の常として、ここで出会った人に乙女は見当たりませんでした。
それにしても、この地名はどういう由来があるのだろう。神話・伝承の類からつけられたのではと推測してしまうのだけれど。

で、調べてみた。
この辺りは海に近い平地で、写真の森は早い話が神社の森。
神社の名前は乙咩神社(おとめじんじゃ)といい、その御由来。

 當社は今年より千二百九十年前人皇第四十三代元明天皇和銅三年現位置である古代の古墳上に宮柱を鎮め神籬を設けて仲哀天皇神功皇后應神天皇の御三柱の御神霊を奉祀したのが御創建と言ふことになつております。
又比売大神外御四柱の御神霊は其の後に合せまつられた神々であります
本社は乙比咩社乙咩八幡宮乙咩社などととなえられておりましたが明治四年乙咩神社と号することになりました。往昔この地は八幡大神の御神霊御霊幸の霊地 として宇佐八幡行幸会の大儀にはしばしば御巡幸あらせ給ひ又朝廷より奉幣使等の御参向もあつた程のまことに御由緒の深い神社であります。
尚宮下の南にある乙女水(誓水)は八幡大神御霊幸の際最もゆかりの深い御霊水と伝えられております。
(※こちらのサイト他に記述されておりました文章を抜粋)

乙女水。
今、心の中の男子中学生(1年)が物凄い顔をした子は、即刻このウインドウを閉じることを命ずる。