大野竹田バス,軒下吊り下げ


道路が付け変わっていて、気付きにくい感じの場所。

大通りから見えるとこからは、コミバスのバス停だけが見えるように見せかけて・・・

よくみると軒下バス停が!しかも現☆役!!

豊後大野、ことさら緒方付近には軒下ものが二つ、壁ものが二つ残っていてパラダイス。
道路改修があったあとは大抵立て直す事が多いんだけど、よく生き残ったなあ。

お店か何かだったのだろうか…

新道からはコミバスの新しいもののほうしか見えません、正直。
ここは実はコミバスも大分バスもどっこいどっこいの本数。うまい具合に時間帯が分かれてて妙に棲みわけをしているけど、多分運賃は違うんだろうな。

日田バス,民家型,軒下吊り下げ


交通情報では「九州横断自動車道霧のため…」でおなじみの地点付近。
もう、下道でも川霧が凄いのなんの。

そんな霧の中久しぶりの顔を見に行きましたよ。
廃止になってもう10年以上は経過しているのでしょうが、外す予定は特にないようです。

そういえばこの支線の終点のプレート、鉄道マニアショップに売りに出されてたなあ…

ここは健在。残していていただいてる、という感謝の心を胸に抱きつつ撮影。ごっつぁんです。

写真撮ってるうちに霧も晴れるだろと思ったけど、ここの霧はもう相変わらずすんごいですなー。結局1時間くらいは晴れなかったな。

全但バス,軒下吊り下げ


「ナニコレ珍百景」で、奈良の軒下バス停が紹介されたときこの家の人は
「こんなんうちもぶらさがっとるで」
とつぶやいたに違いないこのバス停なのですが、

地図で見るとこのバス停、交通の要衝的に結構大物。路線の分岐に当たる大事な場所。
この写真の角度で見るとわかるか。右に分かれ道見えますよね?まあバス停の名前の通り堀畑方面に行く方角、なわけですけど。ここで曲がれっちゅうやつですね。もち、分岐点。

分岐点。

うーん、

もう、バス停が見つけやすくあれとか、どうでもいいんじゃないかな。
この家の住人はどうやら植物を育てるのが大変ご趣味のようです。
頑張ってください!!
うちのオフクロはプランター泥棒にさんざ盗まれて心が折れました!!

軒下というレアさもあるけどさ、こんな分岐点感ない分岐点も珍しい…。

大野竹田バス,民家型,軒下吊り下げ


このバス停と言えば、ハンズマンさんという方のバス停ブログを見てください。存命中の写真。
バス停トークでご了承を得てさんざネタにしていただいておる次第なのですが。

ちゃんと行ってきました!!
軒下のバス停のプレートは、近づいてみるとなんとこの家の方が独自に表札に塗り替えてなさって、粋な残し方をしておりました。
(※画像は加工しています)
ここに軒下のバス停が下がってた、という記憶はちゃんと残るという。

熊本地震の影響か、土砂崩れのおかげでこの集落に入るためには壮絶な迂回路を通らなくてはならず。
迂回路途中に漫画みたいな二択を迫られる分かれ道(※ノーヒント)があったりドキドキの旅。
当然バス停なんて廃止になって3年。手がかりなし、てさぐれ森の中の細い県道。
この集落が見つかったとき、
「ラピュタは本当にあったんだ!!」
ぐらいの気持ちになりましたとも。ええ。

本当に凄いとこにたどり着いた感。
この支線を全部折り返して、さらに大白谷という熊本県境近い奥地までバスは向かっていたと訊きます。

現役末期時はこの辺(道路右あたり)に柱が立ってて、軒下のバス停は使ってなかったそうです。

意味はないけど、せっかくなんでおれも上から写真撮ってみた。いまやバスが来る気、全然しない山の中…。

全但バス,軒下吊り下げ


バス停小屋を探しているとこの上の写真のように一見バス停小屋かな?と思わせといて
「あー、お堂のほうかー!」
ってなる事がある。
というかこれはあるある。何度騙されたか!!

もうだったら最初から一緒にしちゃわね?

という発想なのかは知らないんですがまあ本当に一緒になってます。有難い反面、なんとなくかたじけない気持ちも半分…。

ここ、結構本数が多くて9往復出てます。千客万来、ありがたや~。

意外かもしれないんですが大分は待合室とお堂が一緒になってるのは見かけた事がないなあ…。
お堂はないけど、地蔵や石仏に寄り添っているのは結構見かけたのですが。

夫婦岩(国東市)

殿町(日田市)
県民性かなあ。