博多駅から一本で行けるタイプの待合室バス停
文字通り。
「福岡のバスといえば西鉄バス」というパブリックイメージがありますが、福岡市東区の一部と粕屋郡久山町、そして宮若市から直方市にかけてJRバスが展開するエリアがあります。
戦後まもなく開通して、西鉄バスとの路線競合にも勝ち。今時珍しい峠を越えて複数自治体をまたぐ長大路線・直方本線。
ルーツとしては峠のトンネルの開通とともに敷かれた路線です。
峠の名前は、犬鳴峠。
実はね、ここら辺のバス停は古い待合室があるって知ってたけど、割と怖くて行ってなかった。
本当にいるかどうかは知れないけどおばけも怖い。が、何よりやはり「心霊スポット扱いしてからくさ(方言・~してからに)!!フンガー!!」って怒られるのではないかとも。
西鉄じゃないからこそ残ってるこのタイプのバス停
西鉄バスって、バス停が結構豪華なんですよね。ほかの地方じゃ見ない太さと頑丈さがあるよね!
左がJRバス、右が西鉄なんですが西鉄やっぱ手が込んでるんだなあ。
このバス停施設にちゃんと出資をしているところがアリアリとわかるとこからも、なかなか昔のような待合室バス停が残りにくいというのがわかるというもの。刷新しちゃうんですよ。
実は西鉄の待合室型、福岡市に隣接した那珂川町(現那珂川市)に、昭和末期くらいまで散見されてたんですよ。一個は平成ぎりぎり残っていたんじゃ…。まあその頃なんて写真に残そうとか思いもしませんでしたけどね!!
一部は軒下型に復活してるし!!これとかこれとか!!
いや、まあ西鉄のような事業者のほうが正しい在り方かもです。ただ古いものを大事に手入れするタイプの事業者も、それはそれでよいかと。
倒壊したのをそのまま、とかいう例もありますしね、こことかちゃんと手入れはあるんだろうしな…。
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