鹿老渡(広島県呉市)
わけあって広島まで行ったときの写真。いつも遠いところに行くと、そういう最果てまで行き着きたくなるのが性分だったりするわけよ。この道、というかこのバス路線がどこまで続いているかを確かめたくなって。呉からちょうど引き返す予定だった自分としては、呉で行ける最果ての場所を探したかった、そしたらこの倉橋島の突端の終点なんかどうだ、って感じで突き進んださ。
いつも旅に出るときは頭の中の地図以外あんまり使わない。ゆえに想定の4倍もの距離を延々と原付で走る羽目になったのだが、あんまりにも穏やかな瀬戸内海の景色に圧倒されて、別にどうでもよくなって来て。海、港、時々峠道、と続き走ること1時間。
着いた先はやっぱし穏やかな海。江戸時代、諸国大名が風待ち港にしていたという離島の宿の村に、陸続きでバスが一日9本やってくる時代なんて、誰が想像する?
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