いわくにバス,壁型,小屋型

大藤までの道のりは長くて狭い

下畑からの続き。道路、幅員は3メートルあるだろうか。


カーナビで地図を見ても、道路らしい道路はこの沢沿いのこれしかない。
本当にこれがバス通りなのかを考えていたら下畑の集落とバス停を見た。

んで、まさかの

このバス停、標柱が立ってない。

中国地方のバス停は、黄色いネームプレートが必須になっている。ここと下畑は珍しくそれがない。
いわくにバスは市交通局出資の民間会社。とどのつまりは市営バスが前身。

下畑、高畑の地名でわかる(地形的な意味合いでの)上下関係。

ちょっとした掲示板です。

何気に大藤行き、数回見かけたことがあるんだけど最近理由が分かった。ちょうどライブの本番待ちの時間に駅前商店街辺りをうろつくことがあって、その時間に来るんだ。

大藤の方を眺める。

一応大藤バス停も行ってきたよ

大藤、何とグーグルストリートビューも到達していない凄いとこで。

これが、意外と終点オーラに乏しいあっけない場所だった。道路で引き返すのか折り返し場もよくわかんなかったし…

まあここまで来た記念に…

終点かと思いきや、実は別方向(南岩国駅の方角)から叶木方面に別路線がやってきます。
やっぱり終点オーラゼロ!!

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川崎町ふれあいバス,ガードレール,壁型

既存建造物をあえて捨てるスタンス


かつて、西鉄バス田川の安宅線のあった場所。

現役時代のバス待合所発見。
この時の停留所名は「道ノ下」。

ベンチもこれだし

こんな施設あるんだし…とも思うんだけど。

現在のバス停は集落の入り口のとこに移動。
対向車線の金網のお陰で見えづらいが待合室は中央上白い建物の真下辺りにあります。
豪快に捨て去っている。

ふれあいバス、何度か経路を替えているようでストリートビューだとこの位置には(2013年ごろは)何もない。
小峠、上安宅みたいな上流の終点付近にはあるんだが、旧安宅や旧不動橋付近は何も見当たらなく、果たしてここが経路だったのか…

言われなきゃわからない系のバス停最高である。
こないだ紹介した上安宅のバス停も、西鉄バス時代の過去写真と今を比較してもう一度検証たら今と全然違うとこに立ってたぽく。
この「わかりにくいバス停」マニア道的には、なかなか川崎町ふれあいバスは掘りがいがあるな…。

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大分バス(佐伯地区),民家型

佐伯エリアの大分バス民家型バス停は全滅(多分)

これはあくまで※自分調べです。ありそうなとこは回った感あるし、ないところはないと思っているのだけど、全部完全に目で見て回ったわけでもないからそうとも言えないし…。
佐伯のバス停で平成後期まで民家型のバス停が残ってたのは木浦線と本匠線。案外海辺の路線は少ないと知人には聞いていて、ストリートビューで確認しても実際バス停は標柱が立っている。本匠線については元々道路拡幅された区域はバス停が新調されており、晩年の本匠村役場付近の経路変更で福園の軒下バス停が消えて、唯一旧道に立ち寄る区間が残っていた井之上だけが残ってた塩梅。


終点の上津川。

中途には鍾乳洞が。
地震災害で内部崩落が起きて未だに休止中とか。

2車線の県道から外れて集落に立ち寄る系の旧道沿いにありました。

完全な民家型の壁式。
福祉バスの水色のバス停との違いは頼もしいくらい枝線があっていろんなとこに向かってた印象…。

一応このバス停の発見が最後で佐伯を離れた思い出。この場所の後、同日に犬飼も行かなくてはならず強行軍であったし、仕方がない。

残念ながら廃止になりました

平成30年廃止だから2~3年前?
流石に佐伯まで行くのは骨が折れるもので、久しぶりに行ったこの日は大分市内に所要があったついで。

こんな感じのバス停も

こうなってました。割とはがしたての様相。
佐伯のこういうバス停は、福園の件もあってもっと行けてたらと思う事多々。
けれど、こういうめぐりあわせは仕方がないよの…。

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日田バス,軒下吊り下げ

軒下系バス停まとめ

  • 鼠谷(五馬線/現役・標柱化)
  • 小坪尻(五馬線/経路変更による廃止)

  • 札町(有田線/コミュニティバス転換により廃止)
  • 横畑(有田線/標柱化→コミュニティバス転換により廃止)
  • 下久木野(五馬線/経路変更による廃止)
  • 田の口(草の入江線/路線廃止)

民家壁式バス停まとめ

  • 下一ツ戸(出野線/路線廃止)
  • 出山(出野線/路線廃止)
  • 柚の木(出野線/路線廃止)
  • 荒平(出野線/標柱化→路線廃止)
  • 出野(出野線/標柱化→路線廃止)
  • 下釣(大野線/路線廃止)
  • 川原(大野線/標柱化→路線廃止)
  • 赤石小学校前(大野線/路線廃止)
  • 千丈橋(大野線/経路変更による廃止)
  • 塚田(本城線/路線廃止)
  • 東方(本城線/路線廃止)
  • 藤山(皿山線/停留所移動・再編による廃止)
  • 小松屋前(日田~森町線/2020年水害被災により休止中)
  • 中通り(山浦線/コミュニティバス転換により廃止)
  • 妙大寺(山浦線/コミュニティバス転換により廃止)
  • 田尻(田代線/コミュニティバス転換により廃止)
  • 下組(筋湯線/コミュニティバス転換により廃止)
  • 河原湯(筋湯線/コミュニティバス転換により廃止)

 

日田バス,軒下吊り下げ

日田バス最後の軒先型バス停

そうなのである。昔は「民家設置型のバス停といえば日田バス」だったのだ。それが…


最後の最後まで残っていたのは袋バス停

2015年に再訪したときの写真。
杖立方面に五馬高原の山道を縫うように向かう五馬線。所要時間は52分とかなり長めで、その終点の一つ前が袋。

由緒正しい軒下バス停。

珍しい、ダブル看板。

こちらが比較的近代の日田バスの角型待合室・民家取付用看板。
ちなみに標柱用の看板は丸型なので、区別をしているものと思われる。

廃止された日田バス玖珠地域の民家バス停などに多く残存していた、広告入りの古いタイプ。
昭和40年代ぐらいのものか?

時刻。ここ何年かは安定していて、この写真から5年経った今も2往復。

2020年、大きな変化が

さてこないだ訪れてみたところ。

お!!


お分かりになるだろうか、旧看板が取り外しに。

一応、健在なのかと思いきや。

今度は時刻表が見当たらず。どっか仕舞い込んでるのか?
はたまた、もう流石に柱を立てる準備中なのかも?
しかしこのバス停が無くなるのが先なのか、この路線が転換されるのが先か。この同じ日に川原赤石小学校見に行ったんだけど、マジで跡形もなかったもんな~、もうすぐ見納めだなあ…。

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大野竹田バス,軒下吊り下げ

絶滅危惧種最後の希望

大分県の軒下系バス停というジャンル、追いかけるようになって20年近く、ブログで紹介するようになってもう15年経ちますがまあリアルで絶滅して行っており、これは平成半ばに残存していたと思われるものの1/4~1/8以下ではなかろうか?
おそらくそれらのバス停で、生き残るのはここか三砂(竹田市)あたりだろうか…。
なおこのバス停の記事、書いてるつもりで書いてなかったことに気づいたのが昨日。来訪したのは2016年。ビックリ!!

豊後大野市の三重町~緒方病院線のバス停。
主要幹線の国道を逸れた、集落を結ぶかつての主要道沿い。この道をまっすぐ行くと駅、(元)役場、小さな商店街。

たいへん静かでイイ。

建物の感じからすると元商店か。
思えば大昔、初めて発見したのも商店の軒下だった。

いわばなです。

今残っているぽい大分県の軒下バス停を整理してみる

あくまで自分が調べた範囲というだけであり、悲しいかな個人の限界でまだ見出せていないものもあるんじゃね、という期待感はあるリストです。

  • 三砂(最終確認2020年)
  • 白丹(最終確認2020年)
  • かじや(最終確認2020年)
  • 栗戸(最終確認2020年)
  • 両家(最終確認2016年)
  • (※2020年現在撤去作業中ぽい)

こうしてみるともう耶馬渓はコミバス転換したし日田は絶滅寸前だし、竹田と大野しかないものなんかな。

去年夏に行ってきました。

ここは変わらず現存です。

最後に生き残るのはここか?三砂か?

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